花を描く!【ばら・薔薇】

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カブ・・・バラの花ってきれいだね!バラの花を描いてみたいな!

あんぶう・・・バラの花は華やかで美しい花ですね。そして有名な画家もたくさんモチーフとして描いていますね!バラのに挑戦してみたいと思います

水彩画を描いている「あんぶう」です。

花の中でもバラの豪華さは別格の気がします。

銀座の画廊を覗くとウインドウにはバラの絵が飾ってあることが多いですね。

皆さんのお宅にもバラの絵が飾ってあるのではないでしょうか?

以前、【紫陽花】描きましたが今回は【バラ・薔薇】を描いてみようと思います。

画材は【水彩色鉛筆】で描いてみようと思います。

水彩画で花を描く!【あじさい】

バラの花

「花の女王」と言われるバラの花。

華やかな豪華なイメージがあります。

花束と言えば「バラの花」を思い浮かべるのではしょうか!

花言葉は赤いバラは「愛情」、ピンクは「感謝」、白いバラは「純潔」です。

また送る本数にも意味があるそうですよ。

調べてみたら面白いかもしれませんね。

バラの花の構造

バラの花の構造

バラの花の構造です。

バラの花がどんなふうになっているかを知ると描くときの手助けになります。

花びらの下には「がく」が必ずあるし、「葉」の枚数は奇数です。

知識がすべてではありませんが、さらにバラらしく描くためには知っておいて損はないですよね。

種類・品種

バラの品種は現在4万種ほど確認されているそうです。

青バラ系

「ブルームーン」など。青みがかった色合いを持つバラで「青バラ」として親しまれていて独自の色合いと香り

ハイブリッド・ティー

一枝に大きな花が一輪さきます。最もポピュラーなバラで切り花にもよく使われている

フロリバンダ

中輪の花が房状にたくさん咲くタイプで庭を彩るのに適している

つるバラ

枝を長やく伸ばしフてェンスやアーチに絡ませて楽しむ

花びらの形

絵を描く方にとって花びらの形は気になるところです。

形を把握しておくと描く時に役立ちますね。

剣弁(けんべん)

縁が外側に反り返り、剣のように尖った形

半剣弁(はんけんべん)

剣弁ほど鋭くなく、少し尖った形

丸弁(まるべん)

花びらの先端が丸く、反りかえらない形

波状弁(はじょうべん)

花びらが波打つように見える形

バラを描いた絵

古今東西、多くの画家がバの作品をモチーフとしいています。

有名なバラの絵を何枚かを紹介します。

ピエール=ジョセフ・ルドゥーテ

1759年~1840年 ベルギー生まれ 代々宮廷画家の家系

ポタニカルアート(植物を描いた博物画)の天才画家。マリーアントワネット、ナポレオン1世皇妃ジョセフィーヌに仕えた宮廷画家。「花のラファエロ」「バラのレンブラント」と称される。

【ルドゥーテ】をアマゾンで検索したら美しい装丁の本、ポスター、大人の塗り絵、バックなどたくさんありました。欲しくなりました!

ピエール=オーギュスト・ルノワール

1841年~1919年 フランスを代表する印象派の画家

光に満ちた戸外の美しい情景や女性、子供、市民の様子を暖かなタッチで描く絵が多いがバラの絵も数多く描いている。活き活きと躍動的なバラの絵は私達を魅了。

フィンセント・ファン・ゴッホ

1853年~1890年 オランダ生まれ ポスト印象派の代表的な画家

ゴッホは「ひまわり」の絵のイメージですが数多くのバラの絵も多い。力強いタッチで暖かな印象の絵が多い。

パウル・クレー

1879年~1940年 スイス生まれ ドイツの画家

20世紀の芸術界に大きな影響を持つ。抽象的な形や鮮やかな色彩で描かれ、音楽的でリズミカルな構図。

「バラの庭」「バラの風」などバラをモチーフにした絵も多い。

サルバードール・ダリ

1904年~1989年  スペイン生まれ

シュールレアリスム絵画を代表する作家

カブ
わぁ、いろいろなバラの花があるね。どのバラも個性的で素敵だね!
あんぶう
みんなバラの美しさに魅了されたのね。自分の心の中でのバラを表現してますね!

バラを描く

花の絵の雰囲気を決める

どんな雰囲気にしたいのかを考える時に役に立つのが色相環です。背景の色の効果を知る事ができて参考になると思います。

色相環とは

色相環とは、色相(色味)の違いを連続的に並べて円形にしたもので、赤・橙・黄・緑・青・紫といった色の移り変わりを視覚的に理解・体系化するために使われます。デザインや絵画、配色などを考える上で、補色(色相環の反対側にある色)の関係や、色の調和などを把握するのに役立ちます。

色相環

【補色】とは色相環で反対側にある色になります。補色の色を並べると互いの色が強調され鮮やかになります。

仮にバラの花が赤であれば補色は青になります。

赤いバラの背景を青い色で塗るとお互いの色が引き立ち鮮やかな絵にすることができます。

【同系色】とは色相環で隣り合った色や同じ色に彩度や明度が異なる色になります。統一感とまとまりを出す事ができます。柔らかな雰囲気になります。

赤いバラの背景を黄色やオレンジの色を使うと柔らかな雰囲気が出て統一感の絵になります。

イラスト風に描く

イラスト風に描く

①中心の部分に小さな丸を画き、中にT字(逆T字)を描く

②その図形を中心に囲んでいくように互い違いに花びらを描いていく

花びらの中央を山にするような大まかな三角形のような形にするとバラの花びらのようになります。

③さらに互い違いに花びらを囲んで描いていく

④決めた大きさになるまで繰り返し花びらを描く

⑤花びらが描けたら葉っぱも描きます

⑥好きな色で塗ります

葉の色も塗ります

⑦花びらの中心など暗なっている部分を濃くしていく

水彩色鉛筆で描く

写真の赤い一輪のバラを水彩色鉛筆で描いてみました。

使用した水彩紙はホルベインのアルビレオ水彩紙です。

①だいたいのアタリをとって描いていく(アタリは油性色鉛筆で描く)

②水彩色鉛筆でバラの花と葉を塗っていく。

水彩色鉛筆は塗りすぎると透明感が綺麗に出ないので軽めに着色する。

水彩色鉛筆でバラを描く

③筆に水を含ませて水彩色鉛筆で塗ったところを溶いていく。

④塗り足りない箇所は水彩色鉛筆の芯に筆をつけて色をとり絵の具のように塗り足していく。

水彩色鉛筆でバラの花を描く

⑤背景にスパッタリングしてみる。

【スパッタリング】絵の具を霧の様に細かく飛び散らせてランダムな模様や質感を作る技法

水彩色鉛筆のバイオレット系の色鉛筆の芯を筆ではじくように背景に散らしました。

動画で紹介しています

【検証】なぜ失敗するのか??

今回、【水彩色鉛筆】でバラの花を描いてみました。

画像は載せていませんが【透明水彩絵の具】でも何枚か描きました

何度も画き直ししたのですが、納得できる絵になりませんでした。

なぜ失敗したのかを考えて、気がついたことを何点かまとめてみました。

焦りは禁物!

水彩画だけでなく油彩画にも言える事かもしれませんが、「焦りは禁物!」

「焦る」とロクな事はありません。ついつい描く事に夢中になり、どんどん先に進めたくなりますよね。

透明水彩や水彩色鉛筆で描く時は水をたっぷりと付けます。水彩紙にも水をたっぷりと含ませます。

最初は綺麗な色合いなのに描き進めるにしたがい、完全に乾いていないのに上から絵の具を塗ると色が濁ってきます。

ああ、一番最初に色を塗った時が一番綺麗だったなと後悔します。

忍耐で描きたいのをグットこらえるか、きちんとドライヤーで乾燥させてから描きましょう!

(自戒の念も込めて記事にしました)

花びら一枚一枚にこだわってしまう

バラは構造で調べたように何層も柔らかな花びらで一輪の花が出来ています。

彩色する時もバラの花びらの小さな部分にこだわりすぎてしまい、全体の華やか雰囲気や一輪のたわわな感じが出せなくてコジンマリとしてしまいました。

下記の絵は花びらにこだわりすぎてしまいコジンマリとしたバラ

花びらにこだわりすぎて・・・

水彩紙がゆがむ

以前、水彩紙の記事も書きました。

水彩画に使うおすすめ水彩紙について!

今、私が使っている水彩紙はワトソン紙とキャンソン紙を使用しています。

一枚一枚が切り離せるタイプの【パッドタイプ】を使っていました。

【パッドタイプ】メモ帳のように一辺だけが糊付けされている水彩紙

水彩紙の周囲をメンディングテープで張り付けていましたが、それでも水分で紙がたわみます。

下の絵は途中まで描いた「バラの花」の絵なのですが、コピー機で画像を取り込もうと思ったら

こんな画像になってしましました。

水分をたくさん含んだところがグレーに表示されて波打ちます。

最初に描いたバラの絵 みごとにたわむ

今回【ブロックタイプ】を購入してみました。

アルビレオ水彩紙

用紙の裏面の四方が糊付けされています。かなり強めで糊付けされています。

水を含ませても用紙がたわむ事がないように思います。

だだ難点は用紙が高価な事です。

また水彩紙を【水ばり】して描く方法もあります。今度は水張りにもチャレンジしていきたいと思います。こちらも記事にできたらと思います。

まとめ

  • バラの花の構造を知って絵に活かそう
  • バラは多くの画家に愛されて絵に描かれている
  • バラの花びら一枚一枚にこだわらないで華やかな雰囲気を描くようにする!
  • 補色と同系色で雰囲気を変える
  • 絵に焦りは禁物!
あんぶう
花の絵、今回はバラの絵を描きました。

使用した画材は水彩色鉛筆です。

華やかで美しいバラの花は多くの画家を魅了しています。

私もバラの花に挑戦しましたが手強いと感じています。

さらに精進ですね!

さいごに

 

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あんぶう
あんぶう
高校で美術部に入部。石こうデッサンや油絵を描き始める。 描くことの楽しさに目覚めて専門学校の絵画科(油彩)で2年間学ぶ。 モチーフは人物や花の絵。 「中央美術協会展」に出品 2006年~2012年 2010~2012年から会友 最近は透明水彩絵の具の美しさに惹かれて水彩絵具にて制作。 犬を飼ったのをきっかけに犬や猫の愛らしさを表現したくて動物画の作品を多く制作。 個展、グループ展など多数