あんぶう・・・今回は動物の絵を描いてみたいと思います。動物といってもたくさんの種類がありますよね。幅広く見ていこうと思います。
カブ・・・動物の絵を描くの?なんだか難しそうだね!
水彩画を描いている「あんぶう」です。
私は今は主に犬の絵を描いていますが動物の絵を描くにはコツがあるように思います。
今回は哺乳類を中心に描き方をまとめてみました。
動物を調べる
骨格はどうなっているか?
動物の骨格やプロポーションがどうなっているのかを調べるのは描いていくのに役立ちます。




こうして比べてみるとそえぞれの動物の骨格やプロポーション、バランスが違っているのが分かると思います。
顏の特徴はどうなのか?
顏のバランス
動物の顏の特徴を見てみましょう。
私達もよく「きつね顏」とか「たぬき顏」「犬顏」「猫顏」などと言う事がありますよね!
その動物の顏の特徴をつかんでいくと描く手助けになりますね。
イヌであれば犬種によって多少の違いはあるかと思いますが丸顏ですよね。たぬきもそうですよね。逆に猫やキツネはシャープで逆三角形になっています。
参考までに
イヌ科の動物・・・オオカミ・イヌ・コヨーテ・ジャッカル等
ネコ科の動尾・・・イエネコ・トラ・ライオン・チーター等
顏の特徴【目】【鼻】【耳】
目や鼻の特徴を知るのも動物を描くのに役立ちます。
動物によって目の形、鼻の形、口の形が違います。

画像の左から【猫の目と鼻】中央【犬の目と鼻】右【うさぎの目と鼻と口】になります。
猫の目は光によって瞳孔が大きくなったり小さくなったりします。猫は縦に細くなりますが馬、山羊、牛は横に細くなります。犬も瞳孔が小さくなるとの事ですが丸い形のままです。
目の色も動物よって変わりますよね。うさぎの目の色は赤色、茶色、青色、灰色、オッドアイ(左右非対称)です。猫の目の系統もグリーン、イエロー、へ―ゼル(グリーンと茶色が混ざったようなグラデーション)、カッパー(胴色)の系統があります。
鼻と口もそれぞれの動物によって違ってきます。観察する事で動物の絵の特徴を捉える事ができますね。
耳の形も特徴的な部分ですよね。動物の耳は音を聞くだけでなく感情を表現する事もあります。
耳が立っているのか後ろに倒れて寝ているのかで感情が違います。
私は犬の絵を描く事が多いのですが犬は遺伝的に改良されているので立ち耳、垂れ耳、ボタンイヤー、ローズイヤーなどがあり耳を描く事によって犬種が分かります。
その他の特徴は?
尻尾はどうなっているのか
尻尾も動物によって様々ですね。
馬などの様にばさっと垂れさがっているのか、豚の様にくるりと巻いているのか。
また猫を飼われている方はご存じでしょうが、猫の尻尾は興奮すると大きく膨らんできますよね。
犬は柴犬のようにくるりと巻いて上にあがっている尻尾、くるりとしているけれど身体に沿っている尻尾、垂れさがっている尻尾などがあります。
足先の形
足先も大きな特徴になります。大きさと形が違います。
足先はどうなっているのか?蹄があるのか?爪はどうなっているのか?
四足歩行の動物は前足の方が後ろ足よりやや大きくなっています。
その特他の特徴
その他にも特徴を活かして描く事によりさらにその動物らしく描く事ができます。
角はあるのか・・・牛・水牛・カモシカ・鹿・羊・山羊など
毛の柄・・・シマウマ・ヒョウ・虎など
何より描こうと思っている動物をよく観察していくことが大事になってきます。
何歳なのかで違ってくる頭と体のバランス
人間もそうですが大人と子供では頭と体のバランスが違います。
年齢が小さいほど頭と身体のバランスは頭の方が大きいです。
どれくらいの年齢の動物が描きたいのかを考える事が大事になってきます。
描きたい動物の月齢や年齢を考えて参考にするとよいでしょう。
形をとっていく


絵の具・ホルベイン透明水彩
円形や楕円形で形をとってみよう
最初は円や楕円で動物の形を大雑把に描くとよいです。
上の骨格を調べた動物を大きく円や楕円で描いてみました。




動きを考えてみよう!
静止している動物であれば円や楕円でとった形を元に線を描いていきますが生き生きと動いている動物を描こうと思う時は線で動きを画いていきます。
この時に先ほどの筋肉のつき方が役立ちます。
様々な動きをする猫を例にとって動きを描いてみました。
このように動きが分かると特徴を捉える事が出来ます。
正中線が役にたつ!
絵における正中線とは身体や顏を左右に分ける仮想線の事です。
立体や身体の向きを把握していくのに非常に役にたちます。
正中線がどのように役立つのか説明していきます。

左右のバランスの確認
動物は基本的に左右対称なので正中線を基準にすることで各部分が正確な位置にあるのかを確認する事ができます。
アングルを捉える
上を見上げているのか?
下を向いているのか?
正中線を意識することによってどんなアングルなのかを把握することができます。
例えば人が真正面を向いているとすると目の位置も左右対象の位置にあり耳は目の下くらいの位置にあります。
上向きですと耳の位置は下にありますし下に顏を傾けると耳の位置は上にあります。正中線を意識して描くと顏や身体の傾きの表現が分かりやすくなります。
立体感の表現
顏や胴体、また体重のかけかたなど複雑な身体の傾きなどを正中線を引く事により理解できます。
正中線の事を意識して馬の下絵を描きました。



これから色を付けていきます。
色を塗っていこう
描きたい動物の色を塗ってみましょう。
それぞれの動物は環境の適応のための事が多いです。
カムフラージュの保護色だったり、毒があることで目立つ色であったり、雄と雌の違いがあります。
ベースの色を塗ろう
最初は淡い色でその動物の色を塗っていきます。その時にどこに光があたっているのか、影の部分はどこで暗くなっているのかを把握します。

毛の流れに沿って描いていく
動物の毛の流れをみていきます。毛がどこから生えていてどの方向に流れているのかを考えて描いていきます。
この時に輪郭線を崩して描くと(多少はみ出して描く)と柔らかな雰囲気になります。

だんだんと濃い色で細部を描いていく
大まかな色が塗れたら細かいところを描いていきましょう。
目や鼻などの顏の部分や足先など描いていきます。

さらに細部がどうなっていいるのかを観察して描いていきます。
前足と後足の色の違い、光はどこから当たっているのかを意識していきます。
目なども描いていきます。

色の濃くなっている部分を絵の具を重ねて形にメリハリをつけていきます。お腹の部分も丸くなっているように表現します。
頭のふわふわとした毛や尻尾なども少しずつ描きこんでいきます。
馬の蹄も描きこんでいきます。動物は足で身体を支えています。足を力強く描くと生き生きとしてくると思います。

動物が描けたら背景を描いてみましょう。

ちょっとわかりにくいですが上の空間は緑色で牧場のイメージで下の空間は地面の茶色にしてみました。馬の影を入れる事によって馬が地面に立っているんだと表現する事ができます。
まとめ
- 描きたい動物をよく観察しよう!
- まずは楕円や単純な形で動物を描いていこう!
- 動きはどうなっているのか正中線を利用しよう!
- 色はベースの色を塗り毛並みを描いていこう!
- 淡い色から描いていきだんだんと濃い色を描いていこう!
- 顏などの表情や足先をさらに描いていこう!

今回は哺乳類を描くという事で馬を描いてみました。
私は馬を描くのは初めてでした。
馬を調べて観察して簡単な形から描いていくと思ったよりも簡単に描くことができました。
「犬」「猫」「小鳥」の描き方はまた個別に描いて投稿していきたいと思います。







