


カブ・・・画材屋さんで水彩色鉛筆ってあったんだけど何?色鉛筆とは違うの?
あんぶう・・・水彩色鉛筆は水に濡らすと水彩画のようになる色鉛筆だよ!
水彩画を描いている「あんぶう」です。
【水彩色鉛筆】について解説していきますね。
水彩色鉛筆という画材をご存じでしょうか?
水彩色鉛筆は私たちが図画工作などで使っていた色鉛筆のようにも使えますが、水を加えると水彩絵の具のようにもなる色鉛筆です。
水彩色鉛筆の使い方を解説していきますね!
色鉛筆と水彩色鉛筆の違い
油性色鉛筆とは
油性色鉛筆でワックスなどを芯の形成材料として顔料を固めた色鉛筆。
水に溶けずはじく特性を持ってるので水彩絵の具と併用してもにじみにくい利点があります。
小学校などで使っていた色鉛筆は油性色鉛筆になります。
水彩色鉛筆とは
水彩色鉛筆は【水性】で芯に水に溶けやすい顔料を使っています。
水を加えると水彩絵の具のようなタッチになります。
比較してみると
油性の色鉛筆と水彩色鉛筆を比較してみるとこのようになります。
図の上部は油性線の色鉛筆でかいた線、下部は水彩色鉛筆で描いた線になります。
どちらも水を含ませた筆でなぞってみました。
油性の色鉛筆はほぼ変化がなく、水彩色鉛筆で描いた線は水に溶けて水彩絵の具の様になっています。
このように水彩色鉛筆は水の含ませ方によっていろいろな表現が可能になります。
水彩色鉛筆で幅広い表現を取り入れると作品に幅が広がるかと思います。
水彩色鉛筆を選ぶ
何色セットがいいのか?
水彩色鉛筆は12色セットから販売されています。
各メーカーから「12色」「24色」「36色」「50色」「72色」「80色」と販売されています。
色鉛筆で混色するよりは色数が多く綺麗な色が多く定番の色が入っている24色から36色が使いやすくてお勧めです。色の使い方や技法などに取り組みやすいです。
ホルベインやファイバーカステルなどの有名メーカーの水彩色鉛筆は画材店でバラ売りしていますので追加で色を買い足す事もできます。
水彩色鉛筆のメーカー
各画材メーカーから水彩色鉛筆が発売されています。
ホルベイン
日本の洋画材料、製図用品の製造販売、輸出入
ホルベインの水彩色鉛筆はホルベインから販売されている【透明水彩絵の具】と色番号と色の名が同じです。色のイメージがしやすくて便利です。
価格:7392円~
価格:15300円~
ステッドラー
文具・製図用品・画材を扱うドイツの文具メーカー
価格:4413円~
価格:6980円~
ファイバーカステル
ドイツの鉛筆、文具、画材のメーカー。世界最古の鉛筆のメーカー。現在の鉛筆の6角形や長さの基準を確立した。
価格:2100円~
価格:8018円~
水彩色鉛筆を使う時に必要な道具
水彩紙
水で溶く場合や、あらかじめ紙を濡らして使う場合にはよれたり波打ったりしないので厚めの水彩紙を選ぶとよいです。
筆について
筆は基本的に水彩絵の具で使う柔らかい毛先の筆で良いとおもいます。
スパッタリングなどをする場合には平筆、やや硬めの筆などいろいろと効果を試してみても面白いかと思います。
【水筆】というあらかじめ水を入れて使う筆もあります。
水彩色鉛筆に水筆で手軽にスケッチができます。風景画などのスケッチに便利ですね。
パレット
水彩色鉛筆は芯を削りパレットで水彩絵の具のように描くこともできます。
その他の道具
その他に揃える道具は水彩画を描くときと同じ道具でよいです。
水彩色鉛筆の使い方
カブ・・・水彩色鉛筆はどんなふうに使うの?
あんぶう・・・水彩色鉛筆はいろいろな使い方があるんだよ!紹介していくね
色鉛筆のように使う
油性の色鉛筆のように色をぬります。
野外のスケッチなどで水が使用できない時に水彩色鉛筆で着彩しておき帰宅してから水で溶いて水彩にするなどできます。
水彩色鉛筆で描いて水を含ませる
水彩色鉛筆で描いて水を含ませた筆でなぞり水彩画のような表現にする。




水彩紙に水を含ませておいて水彩色鉛筆で描く
あらかじめ水彩紙にたっぷりと水を含ませておいて、そこに水彩色鉛筆で描いていきます。
にじんだ線を描きたい時などはこの方法が便利です。
水分をたっぷりと紙に含ませるので厚めの水彩紙がお勧めです。
ずっと置いておくと「にじみ」が広がってくるので自分がよいと思ったところでドライヤーなどで乾かすと良いですね。
グラデーションを作成する
水彩色鉛筆では綺麗なグラデーション簡単に描くことができます。
作りたいグラデーションの色を水彩色鉛筆で塗り水を含ませて塗ります。
水彩色鉛筆で水彩紙に赤色から青色で色を簡単に塗って、右側だけ水を含ませるとグラデーションができます。
水彩色鉛筆に筆に塗って描く
水彩色鉛筆の芯の部分に水を含ませた筆をつけて描いていきます。



水彩色鉛筆の芯を削って絵の具の様に描く
水彩色鉛筆の芯をカッターで削り水彩絵の具の様に描くこともできます。
スパッタリングで描く
スパッタリングとは絵の具やインクをブラシなどで細かく飛びちらせて模様を作る技法です。
筆だけでは表現できない躍動感やランダムな模様ができます。
星空や砂浜などにこの技法を利用すると効果がでます。
スパッタリングの方法
①水彩色鉛筆の芯の部分に水を含ませた筆をはじくように飛びちらせる
②何色かの色鉛筆を使うと面白い効果ができる
③水を含んだ水彩色鉛筆の水分はきちんとふき取っておく
水彩色鉛筆と油性色鉛筆を組み合わせて描く
[油性色鉛筆は水に溶けない] [反対に水性色鉛筆は水に溶ける]この性質を活かして絵を制作しても面白い効果があると思います。
下の絵はすすきは油性色鉛筆、背景は水彩色鉛筆で描いてみました。
また水彩画と水彩色鉛筆を組み合わせてもおもしい効果が出ると思います。
カブ・・・水彩色鉛筆にはいろいろな使い方ができるんだね!
あんぶう・・・水彩色鉛筆は手軽に描けて表現の仕方がたくさんだよ!
まとめ
- 水彩色鉛筆は水に溶ける性質!
- 水彩色鉛筆は色鉛筆画のようにも水彩絵の具のような表現も可能!
- スパッタリングなどが手軽にできるので面白い表現ができる!
- 油性の色鉛筆や水彩絵の具などと組み合わせて使える!
- 手軽に持ち運びできるの戸外のスケッチにも便利な画材!
今回、水彩色鉛筆のいろいろな描き方を紹介しました。
水彩紙に水彩色鉛筆で描いたモチーフに水を含ませた時に思いもかけない色や形になっていく様はマジックのようで感動します。
色鉛筆は手軽に利用する事ができ、思い立ったらすぐ描くことができる画材でもあります。
持ち運びにも便利で戸外のスケッチにも向いていると思います。
もちろん戸外で水彩絵の具の様に水に溶いてもよいし帰宅してから水彩絵の具の様にもできますよね。
水彩色鉛筆の特性を生かして水彩画をますます楽しんでいただけたらと思います
