


カブ・・・絵を描くのが大好き♪水彩を描いてみたいの!
あんぶう・・・水彩画の事を解説していくね!
水彩画を描いている「あんぶう」です。
みなさん水彩画は学校の授業で描いていますよね。
とても身近な絵の具でもあります。
実は水彩絵の具と言っても絵具にもいろいろな種類があります。
これから水彩画を始めたいと思っている方に参考になればと思います。



水彩絵の具の種類
不透明水彩絵の具
顔料の割合が高く下の色を覆い隠すようなはっきりとした発色で、重厚感のある表現に適しています。乾くスピードが速い絵の具です。
「ポスターカラー」「アクリルガッシュ」など
チューブタイプが一般的
最初は12色セットでよいと思います。
価格はメーカーによって違いますが1700円~2500円です。
※「アクリルガッシュ」についての補足
顔料が多く含まれアクリル樹脂が「のり」の役目をはたし乾燥すると耐水性になり
水溶性なので手軽に使える上に油彩のように重厚な表現も出来ます。
紙以外にも木材、石、布などのさまざまな素材に描く事ができます。
透明水彩絵の具
顔料(色の粉)と水溶性樹脂(アラビアガム)の比率において水溶性樹脂の割合の高い絵具になります。
水を多く含ませて描く事で紙の白さを活かした透明感のある仕上がりになります。
にじみ、ぼかしなど水彩画特有の表現ができます。
色を混ぜて塗るというより透明感のある色を重ねて描くイメージです。
下の色が透けて見えるため色を重ねる場合には描く順序を考える必要があります。
チューブタイプ 固形タイプがあります。
最初は12色セットでよいと思います。
価格はメーカーによって違いますが1900円~2600円です。
ホルベインがやや安くて、たいていの画材屋さんでセット・バラ売りがあるので良いかと思います。
半透明水彩絵の具
学童用として広く使われており、水の量を調整することで透明にも不透明にもなる汎用性の高い絵具です。
こちらの絵の具はみなさん小学校の図画の授業などで使った事があるかと思います。
チューブタイプ



水彩紙について
そもそも水彩紙って何?


| 水彩紙 | 画用紙 | |
| 目的 | 水彩画専用 | 多様な画材に対応 |
| 耐水性 | 高い(サイジング加工あり) | 低い |
| 水分への対応 | たわみに強い | 水でたわむ、毛羽立つ |
| 技法 | にじみ、ぼかし、グラデーションがきれいに表現できる | 簡単なスケッチ向き |
| 価格 | 比較的高価 | 比較的安価 |
※サイジング加工・・・絵の具や水分がすぐに染み込まないように処理すること
水彩紙の種類


| コットン紙 | パルプ紙 | コットン紙+パルプ紙 | |
| 特徴 | 高価
耐久性が高い 水分を強く吸い込み、にじみ・ぼかし・重ね塗りが得意 |
安価
比較的早く乾く |
価格が比較的安価
コットン紙とパルプ紙の中間的性質
|
| メリット | 透明水彩の技法がしやすい
重ね塗りに適している |
修正が容易
筆跡が残りやすい 鉛筆の下書きがしやすい |
絵の具の洗い流しがしやすく修正も可能 |
| デメリット | 高価 | 重ね塗りすると下の色がはがれやすい
水分量が多いと水が垂れることがある |
コットン紙ほど耐久性や吸収性に優れているわけではない |
| 主な水彩紙 | マルマンアルシュ | ホルベインアルビレオ | ワトソン |
水彩紙の紙目
表面のデコボコは大きく分けて「粗目」「中目」「細目」があります。
【粗目(あらめ)荒目と表示することも】
かなり凸凹な表面になっています。絵の具が表面に溜るので絵の具の発色を生かしたりグラデーションや奥行きのある表現、ダイナミックな表現に向いています。
【中目(なかめ・ちゅうめ)】
水彩画の表現の幅が広く初心者さんから上級者さんまで使えます。にじみ、ぼかし、グラデーションといった技法を試したい時に適しています。
【細目(さいめ・ほそめ)】
繊細な表現に適しています。細密画や写実的なイラスト、ペン画や色鉛筆画に向いています。
水彩紙の色
色は「ホワイト」と「ナチュラル」があります。
【ホワイト】
ホワイトは絵の具の発色が鮮やかに仕上がります。
【ナチュラル】
ナチュラルは落ち着いた色調に仕上がります。
水彩紙の綴じ方
水彩紙の綴じ方にもタイプがあります。
【ブロックタイプ】
水彩紙の四辺が糊付けされていて、ブロック状に固められています。
描いている時に紙が波打ったりするのを防ぎます。描き終わったらカッターなどで1枚を丁寧にはがします。紙の状態を心配しないで描きたい人、野外での制作に向いています。
【スケッチブックタイプ】
スプリングで綴じられています。
大量に水を使用すると紙がうねってしまいます。気軽にスケッチに使用したい人や練習用に向いています。
【パッドタイプ】
一辺だけが糊付けされていて描いた後に綺麗に剥がす事ができます。
ブロックタイプに比べて手軽に使えます。
作品を一枚ずつ保存したいとき、スキャンしたり額装にも便利です。
【ボードタイプ】イラストボード
厚紙に水彩紙を貼りつけたものです。
厚さも様々な厚さがあり両面を使用できるものもあります。水分を多くふくませても「たわみ」「しわ」ができません。
水彩紙として絵を描く以外にも額装のマット、工作、模型用などに使われます。




他に用意する物は何?
パレット
絵具を混ぜるのに使います。
プラスチック製・ホーロー製・梅鉢などの陶器製、使い捨ての紙パレットもあります。アクリル絵の具はすぐに固まってしまいますが、透明水彩絵の具は水を含ませると使えますので色は出したままでも大丈夫です。
画材屋さんの他に1100円均一でも販売していました。最初はこれで大丈夫です。
筆
筆は毛先が丸くなった丸筆と平たい平筆があります。
動物の毛を使った筆とナイロン筆がありますが最初はナイロンの筆で十分かと思います。
塗り方にもよりますが、私はよく水を含む丸筆が使いやすいと思います。
描く絵の大きさによって筆のサイズも変わりますが大・中・小があればよいかと思います。
私は写真の青い軸のぺんてる株式会社のぺんてる絵の具筆ネオセーブル3本セットをずっと愛用しています。
安くて描きやすくてお勧めです!


その他に用意するもの
2-4-1.筆洗器
筆を洗ったり、たっぷり水を含ませて”にじみ”などを作る事ができます。
100円均一でバケツ型の筆洗器も販売されています。私は台所用のボールを購入して使っています。
2-4-2.布・スポンジ
筆の水をぬぐったり紙の水分を軽くおさえたりといろいろな用途で使います。
古タオルなどでOKです。(古タオルの方が水をよく吸収して使いやすいです)
スポンジも台所用と同じ物でOKです。
2-4-3.鉛筆
「H」の鉛筆画は芯が硬くて薄く数字が大きくなるほど硬く薄くなります。
「B」の鉛筆は数字が大きくなるほど柔らかく濃くなります。
筆圧にもよりますが、あまり硬い鉛筆だと水彩紙にくっきりと鉛筆の跡が残ってしまいますので注意が必要です。
(私はHからBの間の鉛筆を使う事が多いです)
2-4-4.ねり消しゴム
消しゴムでもいいかと思いますが、あまりゴシゴシと消すと水彩紙特有のデコボコが潰れてしまうので優しく消してください。
練消しゴムはデッサンの時にも使うので一つあるといいかと思います。
練消しゴムは画材屋さん、アマゾンで購入できます。

まとめ
- 絵の具の種類は自分がどんな絵を描きたいかで選ぼう!
- 重厚感が出したいならアクリル絵の具!
- 透明感のある絵を描きたいなら透明水彩絵の具!
- 紙以外に描くならアクリル絵の具が最適!
- 画用紙ではなく水彩紙に描こう!
- 水彩紙は中目がお勧め!
- 水彩紙のアソートセットを試してみよう!
- 最初はパレットや筆はリーズナブルな物で揃えよう!
- その他はお家にあるもので代用しよう!

水彩画は絵を描いてみようと思っている方にとって簡単に始める事ができる絵の具といえます。描くものも身近にある野菜や果物、花、風景とたくさんあるのではないでしょうか!
また画材屋さんでいろいろな色の絵の具や水彩紙を実際に見るのもワクワクしますよ!
自宅でゆったりと水彩画を描くのも、お天気の良い日に道具を持って出かけるのもとても良い時間になるのではないでしょうか!
ぜひ素敵な水彩画ライフを始めて下さい!!
