カブ・・・この前は透明水彩絵の具の事を勉強したね!実際にどうやって描いていけばいいのかな!
あんぶう・・・透明水彩画は描く時に段階があります。最初は淡い色で描いていき徐々に色を重ねていきます。やり方を知っておくと描く手順が分かって描く手助けになるよ!
水彩画を描いている「あんぶう」です。
私は現在は透明水彩絵の具で描いています。
透明水彩絵の具を使うようになって計画的に描く事が大事だと痛感しています。
ちょっとした手順を知っておくと透明水彩を描いてい助けになると思います!
これから透明水彩を始めようとする方の参考になればと思います。


透明水彩画は、少ない道具でも豊かな表現ができる、とても魅力的な画材です。
「興味はあるけれど、どうやって画けばいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、透明水彩画に必要な道具の選び方から、基本の描き方の手順、にじみやぼかしといった透明水彩ならではの技法まで、順を追って分かりやすくご紹介します。
透明水彩画とは?初心者にも人気の理由
透明水彩画とは、水彩絵の具の中でも透明度の高い顔料を使い、下の色や紙の白さを活かしながら描く画法のことです。
不透明水彩(ガッシュ)とは異なり、絵の具を重ねても下の色が透けて見えるため、色同士が混ざり合う独特の美しさが生まれます。
この透明感こそが、多くの人を惹きつける最大の魅力です。
さらに、道具がコンパクトにまとまり、水と筆さえあれば場所を選ばずに楽しめる手軽さも、初心者の方に選ばれる理由のひとつです。
私は初心者の方に指導する際、透明水彩絵の具の「にじみ」や「ぼかし」の技法を取り入れながらお伝えするようにしています。
これらの技法を使うと、絵の具本来の透明感や偶然生まれる表情を楽しみながら描き進めることができます。
透明水彩画を始めるにあたって、まず揃えておきたい基本の道具はこちらのブログで詳しく書きました。
参考にして下さい
描く準備をする
描くにあたって準備をしていきましょう。
絵の具をパレットに出していきます。
使う色だけを出すのではなく持っている水彩絵の具を全色パレットに出していきます。
パレットに出す量は【たっぷり】出します。
色を混ぜて作る時は広いスペースで作ります。
片付ける時は出した絵の具はそのままにしておきます。
色を混ぜた所は筆に水を含ませてティシュでふき取っておきます。
透明水彩の基本の描き方【5ステップ】
ここからは、実際に透明水彩画を描く際の基本的な流れを、5つのステップに分けてご紹介します。
手順を知っておくことで、途中で「次に何をすればいいのか」と迷わずに描き進められるようになります。
ステップ1:下書きをする
まず、鉛筆で下書きをします。
このとき、線を濃く描きすぎると、後から絵の具を塗ったときに鉛筆の線が透けて見えてしまうことがあるため、できるだけ薄い線で描くことがポイントです。
消しゴムで軽くこすって、線が薄く残る程度に調整しておくと、仕上がりがきれいになります。
ステップ2:薄い色から塗る
透明水彩画は、薄い色から濃い色へと段階的に塗り重ねていくのが基本の考え方です。
一度に濃い色を塗ってしまうと、後から明るい部分を作ることが難しくなるため、明るい色や薄い色から塗り始めます。
淡い色で塗るためには用紙をあらかじめ水をたっぷり含んだ刷毛で濡らしておきましょう。
乾くとかなり淡い色になります。

ステップ3:色を重ねる(塗の順番)
透明水彩画では、色を塗る順番が仕上がりを大きく左右します。
奥にあるものから手前にあるものへ、また明るい部分から影の部分へと、順序を意識しながら塗り進めることで、画面に奥行きが生まれます。
複数のモチーフが重なり合う構図を描く場合は、重なりの奥にある部分から先に色をのせていくと、混色による濁りを防ぎやすくなります。

ステップ4:メリハリをつける
全体に色がのった段階で、影の部分や色の濃い部分を意識して加筆し、絵全体にメリハリをつけていきます。
明るい部分と暗い部分の差がはっきりすると、絵に立体感が生まれます。
ステップ5:仕上げをする
最後に、細部の描き込みや、必要に応じて白抜き部分の調整を行い、全体のバランスを整えて完成させます。
離れた位置から絵全体を眺めてみると、部分的に描き込みすぎている箇所や、逆に物足りない箇所に気づきやすくなります。
1. 下書きをする
2. 薄い色から塗る
3. 色を重ねる(塗りの順番を意識する)
4. メリハリをつける
5. 仕上げをする
透明水彩ならではの基本技法5つ
透明水彩画には、この画材だからこそ楽しめる基本的な塗り方の技法があります。
ここでは、代表的な5つの技法についてご紹介します。
平塗り
平塗りは、同じ濃さの絵の具を均一に塗り広げる、もっとも基本となる塗り方です。
筆にたっぷりと絵の具を含ませ、一定の速さで筆を動かすことで、ムラの少ない塗り面になります。
にじみ塗り
にじみ塗りは、紙が湿っている状態に絵の具をのせることで、色が自然に広がっていく技法です。
境界線がぼんやりとにじむことで、透明水彩画ならではのやわらかい雰囲気を作り出せます。

ぼかし・のばし塗り
ぼかし・のばし塗りは、塗った絵の具が乾く前に、水を含ませた筆で境界をなじませていく技法です。
色と色の境目を自然につなげたいときや、影を柔らかく見せたいときに役立ちます。
にじみ塗りは紙全体が湿った状態で行い、ぼかし塗りは一度塗った絵の具の縁だけを水でなじませる、という違いがあります。似た技法ですが、水を含ませる範囲とタイミングが異なる点がポイントです。
グラデーション塗り
グラデーション塗りは、色の濃淡を段階的に変化させながら塗る技法です。
水の量を少しずつ変えながら塗り重ねることで、なめらかな濃淡の変化を表現できます。
空や背景を描くときによく使われる技法です。
かすれ塗り
かすれ塗りは、筆に含ませる水分を少なくした状態で紙にこすりつけるように塗る技法です。
紙の凹凸に絵の具がひっかかり、かすれたような質感が生まれます。
草原の質感や、動物の毛先など、細かい質感を表現したいときに向いています。
にじみやぼかしは、思いどおりにいかないこともありますが、その偶然の表情こそが透明水彩画ならではの魅力だと感じています。
【白】や【黒】の絵の具は使わない⁈
透明水彩を始める時に教室の先生や経験者の方から絵の具の【白】や【黒】は使わないという事を聞いた事はありませんか
ではなぜ、絵の具のセットの中に白や黒が入っているのでしょうか?
白と黒の使い方を解説しますね!
白の使い方
では、どんな時んい白を使うのでしょうか?
先ず1つ目はあえて白を混ぜる事によって、不透明水彩(ガッシュ)のような暖かみのある効果を出したい時に使います。
2つ目はハイライトをして使う時です。波のしぶきや瞳の輝きを最後の仕上げに使う際に使われます。
黒の使い方
初心者がつまずきやすいポイントと上達のコツ
透明水彩画を描き始めたばかりの頃は、いくつか共通してつまずきやすいポイントがあります。
ここでは代表的なつまずきポイントと、そのための考え方をご紹介します。
色を塗り重ねすぎると、絵の具本来の透明感が失われ、画面全体が濁った印象になりやすくなります。
これは、乾く前に何度も筆を重ねてしまうことが主な原因です。
一度塗った色が完全に乾いてから次の色を重ねる、という点を意識するだけでも、仕上がりの透明感が変わってきます。
また、最初から細部を描き込みすぎてしまい、全体のバランスが崩れてしまうこともよくあります。
まずは大きな面から色を置き、全体の色合いを確認しながら少しずつ細部に進んでいくと、バランスの取れた作品に仕上がりやすくなります。


<よくある質問(FAQ)
Q. 透明水彩画は独学でも上達できますか?
A. 基本の道具の使い方や塗る順番といった考え方を押さえることで、独学でも少しずつ表現の幅を広げていくことができます。
Q. 絵の具や筆にこだわったほうがよいですか?
A. 最初から高価な道具を揃える必要はありませんが、水含みの悪い筆や、水を含むとヨレてしまう紙を使うと、思うような仕上がりにならないことがあります。
最低限、水彩用と表記された紙と、水彩用の筆を選ぶことをおすすめします。
まとめ
- 全体に透明水彩画は透明感のある発色が魅力の画材!
- 薄い色から濃い色へ、塗る順番が大事!
- にじみ、ぼかしなど透明水彩ならではの技法を楽しむ!
- 白色や黒色の使い方は注意が必要!
- 焦りは禁物、次の工程は乾かしてから!
今回は【透明水彩を描く】という事で透明水彩の基本的な描き方や技法を紹介しました。
自分も透明水彩で絵を描くようになって計画的に描く事がつくづく大切だと感じています。
いろいろな技法を試しながら取り組んでいくのは発見がありますね!奥の深い画材だと感じています!






